“最高の芸術”とは。〜映画『グレイテストショーマン』レビュー

映画
♪オーオーオオオーー!

こんにちは、アオキです。

2018年に公開されたアメリカ発の
ミュージカル映画です。
主演はヒュー・ジャックマン、
ミシェル・ウィリアムス、ザック・エフロン、
ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンなどが
出演しています。
私はたまたま映画館で観たのですが、想像して
いたよりも数段上の面白さですぐに次の週に
2回目を観にいったほど刺さった作品です。

この作品のいいところ、、
ヒュー・ジャックマンの踊りがキレキレで
気持ちいいとか、結婚前の青年期を
演じてる場面がちょっと無理あるとか、
ヒューの娘役の二人がめっちゃかわいいとか、
いろいろあるんですが、
とにかく全編通して貫かれてるなと思うのが
その圧倒的エンターテインメント性。

ミュージカル映画なので、当然劇中の歌と踊りが
重要なのはさることながら
その”歌と踊り”そして”曲”のレベルが非常に高い!
ストーリーもだれが観ても理解できるシンプルさで、
言い方は悪いのですが
ある種勢いだけでどんどん進んでいき、
“歌と踊り”で最後まで楽しませる。

これぞミュージカル!
これぞエンターテインメント!!
と言わせる迫力と楽しさが溢れる作品です。

劇中のハイライトとも言える名曲
This is Me
レティ(キアラ・セトル)を筆頭にサーカス団員
たち虐げられてきた者たちの怒りと尊厳を
高らかに歌い上げる縦ノリダンサブルsong。

《 This is Me 》とは対照的に世紀の歌姫
ジェニーリンド(レベッカ)がソロで圧倒的な
歌唱力を披露するオペラ曲
Never Enough
この歌声を身を震わせながら聴く主人公バーナム
(ヒュー)とそれを見てなんとも言えない表情を
みせる妻チャリティー(ミシェル)が切ない。

そして一番好きかもしれない、
いや絶対一番好きなデュエット曲
Rewite The Stars
この歌に入る前のエピソードがまた二人の関係を
切なくさせる、、、メロディーののびやかな
流れに合わせロープ片手にとにかくザックと
ゼンデイヤがぐるぐるぐるぐる回りまくり!!
曲終盤にゼンデイヤの熱唱しながら空中散歩!
(笑)…ハァ、もうサイコーです。

とまあ全編通してパワフル&メロディアス。
そして大事なポイントである最後の最後
「メガ・ハッピーエンド」で終わるという
ツボもおさえた文句のつけようのない
“エンターテインメント”なんですよ!!

過去には『レ・ミゼラブル』という名作で
名を馳せたヒュー・ジャックマンですが、
私はこの作品こそミュージカル俳優ヒューの
良さがどハマりしてる作品だと思います。
そしてこの記事のタイトル、”最高の芸術”とは?
その答えがこの作品の最高のメッセージです

まだ観てない、いや一回しか観てない方は、
ぜひあの”ゼンデイヤの空中散歩”だけでも
観てみてほしいと思います!(最終それか)
(おわり)

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