ALTRA / TORIN4.0 使用&独断レビュー〜『フレンチブルドッグ的、スルメイカ的ランニングシューズ!』

アウトドアギア/ウェア

ALTRA(アルトラ) って知ってますか?

こんにちは、アオキです。
アウトドアギア/ウェアのカテゴリーの記念すべき
一発目にもってきたのは私が一番好きな
アメリカ発のランニングシューズブランド
《 ALTRA 》(アルトラ)のロードランニング用
のお気に入りシューズ『 TORIN(トーリン)4』。

まずこの《 ALTRA 》ですが、もともと”トレイルランニング”
用のシューズから日本での販売がスタートしてます。
私が知人の影響で登山をはじめ、トレイルランニングを
自然な流れで知るようになったのが7、8年前。
そのトレランていうヤバい遊びを教えてくれた
知人が履いていたのが《 ALTRA 》のトレランシューズでした。
忘れもしないその独特のフォルムとカラーリング、
極め付けにアウトソールにヒトの足型が…!

これを最初にみたときの感想「だっさ!」

ALTRA / LONEPEAK <伝説の初代ローンピーク>
お世辞にもカッコイイといえないこのシューズで
颯爽と山道を駆け上がる知人の背中(と足の裏)を
見ながら「この人、向こう側いってもうたな。。」と
しみじみしたの思い出します。
しかし、この独特のフォルムとアウトソールが印象的な”癖が強い”トレイルランニングシューズ《 ALTRA 》は今ではトレランをたしなむランナーなら誰もがその存在を知るほどの人気ブランドとなっているんですよ。
ではなぜ人気になったのか?…とそこはまた長い話になってしまうのでここではやめてまたの機会に♪(あるのかw)

ALTRA / TORIN4 ってどんなシューズ?

ではまずTORINというよりALTRAのシューズ自体が
どんな特徴があるのかを書いてみます。
ひとことで言い表すとするならば…
自然な走り方が身につく 》シューズ。
私の考えるおもな特徴は3つあります。

1.【ゼロドロップ】~膝の故障の最大の原因である“ヒールストライク”(かかと着地)を軽減できる。つま先とかかとの高さが同じ=ゼロドロップとはすなわち”裸足と同じ”ということ。

2.【フットシェイプ】~自然な裸足の形に沿うようにつくられたフットシェイプデザイン(足型)着地時の足先の広がりを妨げないように足先が広がっている。

3.【ナチュラル・ランニング】~ゼロドロップ、フットシェイプデザイン、などのユニークな特徴により、人間が裸足の状態で走る本来の走り方(=ベアフット・ランニング)に導く。自然な走り方ができれば、体の負担も軽減され長い距離、長い時間を走れるようになる。

ロードランニングシューズ(ロードシューズ)とトレイルランニング用(トレランシューズ)、クロスフィット用シューズ、ビジネス向け、、など現在では多くのカテゴリーを展開しているALTRAですが、どのカテゴリーにあるシューズでもこの特徴を持ち合わせています。
今回紹介している TORIN4 はこのロードランニングシューズのカテゴリーに分類され、モデル名の横についてる数字は「何作目か」を表すので初代から数えると
実に7作目になります。(1、1.5、2、2.5、という風に代替わりする)

このシューズの気に入ってる点は?

では私がこの TORIN4 を気に入っている点、自分に合っていると思う部分をあげてみます。

○クッション性とアウトソールの
 硬さのバランスが絶妙

○とにかく軽い!

○靴紐しめる部分の造りがフィットさせやすい

○絶妙なカラーリングとダサめデザイン

○あまり履いてる人いない、ひとと違う感

実際に私が使用しているTORIN4現物。靴紐は純正ではなく替えてます。

どうでしょう!この足先がボテッと拡がる特異なフォルム。
ふわっとしたグレー基調のアッパーに、トゥガード部分、ALTRAアイコンとのモノトーンカラーリングに差し色の鮮やかなちょっと安っぽいブルー。
ほめてるかけなしてるかわかりませんが、履いてるうちにこのダサさが気にならなくなり、いつのまにか”愛らしさ”みたいなものに変わっていくんです(笑)
そうですね、、、犬のフレンチブルドッグやブルテリアみたいな
“ぶさカワ”的な愛らしさで、ダサさが愛嬌へと変わっていくんです(ほんまかい)

イギー(jojoより)

あ、大事なとこをすっとばしてしまいましたが、ランニングシューズとしてのバランスが非常にいいのがこの TORIN4 です。しっかりとしたクッション性があり長く走っても疲れにくい、足裏も痛くなりにくく、絶対の信頼をおいています。
(もちろん私個人の感想で、好みや個人差は分かれるでしょうけど)
私は日常のランニングからフルマラソンまで気にせず使っていますが、どちらかというと長い距離のほうがそのクッショニングの性能がわかるかなと思います。
ちなみに、私は2016年にはじめて出た100k超のトレイルランニングのレース(信越五岳トレイルランニングレース110k)で、この ALTRA / TORIN2.0(4作前の同モデル)で出走し、なんとか制限時間内完走することが出来ました。半分以上このシューズのおかげだと思ってます。

逆に気になる(気に入らない)点は?

では逆に、気になる点、合わないかなと思う点をあげてみます。

●カカト部分のホールド感がすこし弱い(やわらかい)

●サイドのALTRAアイコンの位置が微妙…

●トゥガード部分の汚れ?(変色か?)が洗っても落ちない

このカカトの左右のガードみたいなのが真ん中だけないのが残念

上記にあげたくらいで気になるところは少ないのですが、構造的な面でカカトのホールド感は自分としてはもうちょい欲しいなと思ってます。これも好みでしょうけどね。
当然、お気に入りの点と気に入らない点はどんな靴やギアにでもあるわけで、気に入らない点も含めて最終的に”好きになって使い続けられるか”って部分が大事です。

まとめ・個人的評価

デザイン、リピ度が高い=シンプルに好きなブランドなんですw

最後のまとめ・評価は、レーダーチャートで作ってみました(好きなんですよ、、三国志の武将比較みたいな)
機能性、コスパ(価格)、耐久性、デザイン、リピート度、という5項目を判断。
そもそも ALTRA は大好きなブランドなのでデザインは高くはなりますよね。あの一般的にはダサいと言われるデザインがもはや私にとっては好物になってしまったので正当な評価では断じてありません(笑)
コスパが中くらいの理由は、近年ALTRAシューズがじわじわと人気が出るにつれ価格があがってきちゃって、かつ人気がでたとはいえトレラン界隈でのみの話、マイナーブランドには変わりなく、よってなかなかセールにもならないので、という理由。
耐久性に関しては、基本ロードランニングでの使用のためトレイル上での荒々しい使い方はしてないのでそこそこ長く使えるのではないかと予測。アウトソールも今作はほぼ着地面すべてに貼られてるので結構もちそうです。

思った以上に長い内容になってしまいましたが、私個人の評価としてはか〜なり高いです。速く走ることよりも、比較的ゆっくりめで長い距離、かつ長い時間を走ることに向いているシューズだと思います。そしてひととあんまりカブらず、フレンチブルドッグ的な”ぶさカワ”デザインで、履いているうち足に馴染んできてだんだん愛着がわいてくるスルメのような魅力をもったシューズです。マジでおすすめです。(おわり)

足に合いさえすればトレイルでも全然使える。

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