娘から学ばせてもらえること。

雑記

今日は、小学二年生の娘のピアノのコンクールの全国大会の

本選の当日。大会会場までの送り迎えの運転手という

大役を仰せつかり、仕事を休んで福山へ。

7時半に家を出る、その前に6時起きですぐに着替えて

最後の追い込み、そして7時半に出発して1時間半の

移動のあと会場入りしてから会場でさらに本番時間まで

直前の追い込み、最後の最後まで時間あれば

練習してのぞむという鬼気迫る母親の入れ込みよう。

それに時には反抗しながらもどうにかこたえようと

して喰らい付く娘のほうもすごいなと思う。

このふたり、3歳すぎくらいからピアノをはじめ、

8歳になったいままでずっとこんな感じできている。

8歳とはいえ、毎日毎日やり続けて5年のキャリア。

コンクールありなし関係なく、平日週末関係なく、

毎日朝起きて、朝食前にまず練習。

その後朝食して平日なら身支度して小学校へ。

週末ならその後また練習、学校がおわって帰って

習い事、帰って夕ご飯食べた後に8時から9時半

くらいまで夜のレッスン。

これを毎日毎日繰り返している。

はっきり言って常軌を逸している部分もある、気持ちが入りすぎ

ときには手が出たり、大声でブチ切れて怒鳴りあげる。

娘はギャン泣き、それみてさらに怒鳴りあげる。

阿鼻叫喚の地獄絵図。

そんな環境、だれが考えてもいい練習にはならない。

それは母親本人もわかっているはず。ただそのときは

気持ちが入りすぎていて冷静さを失っている。

それを止めようと間にはいると、今度は自分と妻の喧嘩に変わる。

ついつい自分も伝わらない苛立ちからヒートアップ。

目の前で大声でやりあう両親、べつの意味で泣き出す娘。

また地獄絵図。

そんな日々を繰り返してきた。

うまく自分がやれれば、伝えられれば、と思う。

でもそう簡単にいかないことが多い。

ただ、それでも毎日の練習はやめない。

ずっと続けてきた。それこそ習慣化して当たり前の

状態。当たり前の状態がその毎日、その練習。

効率的かどうかは疑問が残るが、向き合い方は

本気だ。毎日、本気の練習。

この部分は、そうそうできることではないと思う。

毎日走っているから余計にわかる。

続けることが日常。本気の練習が日常にある。

才能やらセンスやらの入り込む余地ではなく、

これでうまくいかなかったら

単純に運が悪かった、と言うしかないと思う。

今日のベーテン全国大会の本選、

結果は、1位だった。

ほぼノーミスで演奏できたとふたりして

興奮して戻ってきた。

なにが正解なのか、とかわからないし、

正解を求めてやってるわけでもないが、

毎日続ける、本気の練習を淡々と続ける日々が

ひとよりも抜きん出る唯一の方法だと

目の当たりに教えてもらっている。

コンクールが25日なのでそれが終わってからプレゼントをくださいとサンタさんに一方的に依頼(笑)

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